2024/04
2つの国際誌の特別号で、2本ずつの出版ができました!!
2023年度の振り返りに、2つのご報告をさせていただきます。
私たちの講座における現在の主な研究領域は、
「口腔と全身の健康」 と 「口腔の健康格差(社会的決定要因)」の研究です。
それぞれの研究領域において、国際誌で特別号が出版されました。
その2つの特別号において、それぞれ2本の論文の出版に貢献することができました。
歯科学の総合雑誌であるJournal of Dental Researchと
歯科公衆衛生学の雑誌Community Dentistry and Oral Epidemiology
における特集号の詳細は下記になります。
★Journal of Dental Researchで「高齢化と口腔の健康」の特別号が出されました。
数少ない特別号の掲載論文ですが、私たちの講座が関わる2本の論文が出版されました!
相田のがラストオーサーの論文
Impact of teeth onsocial participation: modified treatment policy approach
および
共同研究員の木内助教が筆頭で、相田が共著者の論文
Effect of tooth loss on cognitive function among older adults in Singapore
です。
高齢者の口腔の健康と、認知症や、全身の健康にかかわる社会参加の関係を示した論文になります。
★Community Dentistry and Oral Epidemiologyで「50周年記念特集号 口腔保健の健康格差」の特別号が出版されました。
https://onlinelibrary.wiley.com/toc/16000528/2023/51/4
こちらも数少ない掲載論文の中に、私たちの講座が関わる2本の論文が出版されました!
相田が筆頭、石丸特任助教(現 統合教育機構 )、木野講師の総説、
Reconsidering economic interventions to reduce oral health inequalities
および
共同研究員の木内助教が筆頭で、相田が第2著者の論文
Education-related inequalities in oral health among older adults: Comparing Singapore and Japan
です。
口腔の健康格差を減らすために、研究のあるべき将来展望を述べた総説と、口腔の健康格差を異なる制度・文化の国々で比較した論文になります。
現在注目される研究領域が、特別号のテーマになります。おそらく多くの競争の中、これらの出版につなげられたことをうれしく思います。
今後もこうした成果があげられるよう、教室員および共同研究者の皆様と一丸となって努力していきたいと思います。